「投資は複利が大事」とよく言われます。
では、インデックス投資にも複利はあるのでしょうか?
結論から言うと、インデックス投資には「複利のような効果」があります。
ただし、銀行預金のような典型的な複利とは少し仕組みが違います。
ここではその違いをわかりやすく解説します。
そもそも複利とは?
複利とは、利益を元本に組み込んで、その利益にもさらに利益がつく仕組みです。
例えば年利5%の場合
| 年数 | 元本 |
| 1年目 | 100万円 |
| 2年目 | 105万円 |
| 3年目 | 110.25万円 |
| 4年目 | 115.76万円 |
このように、利益が利益を生む仕組みが複利です。
インデックス投資は厳密には少し違う
インデックス投資の場合、銀行預金のように元本に固定利率がつくわけではありません。
株式投資のリターンは
・株価の上昇
・配当金
によって決まります。
そのため、毎年決まった利率で増えるわけではないという点では、典型的な複利とは少し仕組みが違います。
それでも「複利効果」がある理由
インデックス投資が複利と言われる理由は主に2つあります。
①分配金が再投資される
多くのインデックス投資信託では、配当金(分配金)が自動で再投資されます。
つまり、「利益 → 再投資 → 元本が増える」という仕組みになります。
結果として、利益が次の利益を生む状態になります。
これはまさに複利の動きです。
②世界経済が長期的に成長してきた
株式市場は短期では上下しますが、長期では世界経済の成長とともに拡大してきました。
企業は「利益を出す → その利益を再投資する → さらに利益が増える」というサイクルで成長します。
つまり、企業活動そのものが複利に近い構造になっています。
その企業の集合体である株式市場も、結果として複利のような成長曲線を描いてきました。
まとめ
インデックス投資は、固定利率の複利ではないが、仕組みとして複利効果が働く投資です。
そのためインデックス投資は短期ではなく、長期投資でこそ力を発揮する投資方法と言われています。

